MOD・リソパ・アドオン色々あるマイクラの不思議
うーん?MOD?リソパ?アドオン?
どうしました、クロ?
いや、なんかマイクラの環境を変えられる物があるみたいで見てたんだけど色々あって良く分からなくてな
確かに色々ありますよね。導入するんですか?
いや、まだするつもりはないんだけど今後の事を考えて知っておきたいなと思ってさ
ふむふむ、それでは今回はMOD・リソパ・アドオンについてあれこれ見てみましょうか
本来のMODの意味合いを考えてみる
MODの本来の意味合いなどから知りたいよという方は別ブログですがまとめたのでそちらを参照ください!
このページではあくまでもマイクラにおいての意味合いをまとめていきます。
また今回の着地点はボク自身がプレイしているWin10版(BE版)においての着地点です。既にJava版を持っている方は別の方法になる事も考えられるので注意をお願いします!
マイクラの歴史から見るMOD・リソパ・アドオンの違い
マイクラにおけるMOD・リソパ・アドオンの違いについてはマイクラ公式の対応の歴史を見ていくと分かりやすいです。
数多く作られてきたMOD
マイクラが初めて発売された当時、現在java版と呼ばれるPC版しかありませんでした。
この頃から既に基本的なシステムこそ完成していたものの、まだまだ使用出来るアイテムは今と比較して少なくなっています。
一方でマイクラのアイテムは基本的にブロックでありグラフィックのパターンを用意しやすい事、PCというプラットフォームで発展した事でユーザーの中から改造データを作るユーザーが現れます。この「ユーザーが作った改造データ」の事をPCゲーム界隈ではMODと呼びます。
これは海外ゲームではよくある流れで、マイクラはMODによって様々な拡張が行われ人気を得たと言っても過言ではありません。
MODは公式が作り出せない様々な要素をマイクラにもたらしますが弊害もあります。それはMODの導入自体に一定のハードルがある事です。
MODはMOD製作者の方が指定した通りにファイルを操作する必要があり、1つ間違えるとマイクラ自体が起動しなくなってしまう危険性がありました。
公式が動いた!リソースパック対応
マイクラ自体の発展や人気にMODの存在が大きく影響しているのは間違いないという実情の中、公式が動き出します。
MODには様々な種類のMODがありますが、その中でも「アイテムの見た目だけを変更するグラフィック系MOD」を公式に用意したデータを配布した物をベースに使用してもらう事でゲーム中に直接導入出来るように対応したのです。
公式の用意したデータを使用する事でこれまでMOD製作者ではなかった人でもデータの用意がしやすくなり、さらに様々なリソースパックが生まれる事になります。
リソースパックはあくまでも既存のアイテムの見た目を変更するだけって事だな
マルチプラットフォーム化で生まれたMODの壁
リソースパックの対応でさらに様々な遊び方が生まれて発展したマイクラ。
そこで新たな取り組みとして行われたのがマルチプラットフォーム化です。
スマホ版を皮切りに、コンシューマーゲーム機でも販売するようになりさらに遊びやすさ、始めやすさのハードルが下がりました。
一方でマルチプラットフォーム化には1つ弊害がありました。
最早マイクラの1つのウリでもある様々なMODはPCだからこそ導入出来るものでありスマホやコンシューマーゲーム機での導入は困難を極めたのです。
結果としてMODを導入するならJava版にしろ!という風潮が生まれる事になりました。
今回の話とは直接関係しませんがマルチプラットフォーム化をそれぞれのハード単位で行った事による弊害もあったように感じますね
ついに公式対応!導入システムとしてのアドオン
マルチプラットフォーム化した際はそれぞれのハードごとに「Edition」という形にする事で運営していましたが、やがてスマホ版(PE版)をベースとしたBE版に統合されていく事になります。
そしてこのBE版に導入された新しいシステムがアドオンです。
このアドオンは既存の公式のシステムであるリソースパックの「既存のアイテムの見た目を変更する」という枠を越え、新しいアイテムやモブを追加したり出来るなど公式に導入できるMODといって差し支えないシステムになっています。
実装当時こそ出来る事にはまだまだ制限がありアドオンはMODの劣化と言わざるを得ない状態でしたがユーザー側の対応力も相まって様々なアドオンが登場する事になりました。
現状のMODとアドオンの状態
この記事を書いている2020年5月現在、マイクラでMODを導入すると考えると基本的にはアドオンのシステムを使って導入する事になります。
ただこれはMOD製作者側が決める事で特に古くからあるMODではアドオン未対応という物も少なくありません。
加えてアドオンの場合マイクラゲーム内からアクセスできるストアで販売/購入という形も行えるようになったのでより簡単に導入が出来るようになりました。
このストアはマイクラ公式から認められたクリエイターが販売出来るものなのでクオリティも一定ライン保証されているというメリットがありますね
反面どうしてもお金が必要になる物も多い点は注意が必要だな
ちなみにアドオンのシステムを利用していてもこのストアに並べず、個別ページで配布しているような場合もあります。
簡単に違いをまとめると
リソースパックもアドオンもいわばユーザーの改造データであるMODをより簡単に導入する為の仕組みです。
MOD | ユーザーが作った改造データ全般 |
リソースパック | MODのうちグラフィックだけを変更する物 |
アドオン | 公式に導入しやすくなったMOD |
という認識をしておくのが正しいのではないでしょうか?
リソースパック・アドオンに関しては公式のシステムである以上「MOD」という名称は使えないから別に名前をつけた感じだろうな
結果分かりにくくなっている要因な気がしないでもないですが、「公式MOD」というのも違いますもんね
2020年5月現在、導入のしやすさまで考慮すると、
見た目を変えたいなら「リソースパック」を、色々なシステムを追加してみたいなら「アドオン」を探すのが良いんじゃないかと思います!
普通のプレイに飽きたら!MOD・リソパ・アドオンを導入してみよう!
というわけで今回はマイクラにおけるMOD・リソパ・アドオンの違いについてまとめてみました
最近はマイクラも大きいアプデが多いし、まだ導入はしないけどいつか導入して遊んでみるのも面白いかもなー
今のマイクラはどんどんアップデートが行われてやれる事も増えてますからね
でも面白そうなのも多いし機会があれば触ってみるかもなー