この倉庫がそうなのか?
はい、この倉庫は壊れない自動仕分け機が組まれています
便利だなぁ。お陰でラクチンだ
でもこれどういう仕組みになってるんだ?
では今回は壊れない自動仕分け機について紹介していきます
壊れない自動仕分け機の仕組み
自動仕分け機はアイテムを自動で振り分けてくれる非常に優れ物の装置です。
完全に放置出来るような回収装置、大量に入手しやすい素材を仕分ける事でアイテムを整理する時間を大幅に短縮する事ができます。
自動仕分け機は仕組み的には難しい物ではありませんが、反面簡単に作れるものはその分壊れやすい性質を持っている為、実用性がある物を作ろうとすると相応の大きさになってしまいます。
どのような仕組みの自動仕分け機においても重要となってくるのがホッパーとレッドストーン比較装置の性質です。
自動仕分け機の仕組みに重要なホッパーとレッドストーン比較装置の性質
自動仕分け機を作る上で重要となってくるのがホッパーとレッドストーン比較装置が持つ性質です。
まずホッパーの性質として、動力を伝えると本来の動作を停止するという物があります。
本来、ホッパーは入ったアイテムを接続された方向に流す性質を持っています。
ホッパーに動力を流すとこのアイテムを受け取る動作、流す動作共に停止し、アイテムはホッパー内に残るようになります。
このアイテムが残る状態のホッパーを仕分けたいアイテムが入った時だけ動力を停止して解放するようにする事でアイテムを仕分ける事になります。
この仕分けたいアイテムが入った時だけ動力を停止するという役割を担うのがレッドストーン比較装置です。
レッドストーン比較装置には接続したチェストやホッパーなどアイテムが格納できるスペースのあるアイテムにどれだけアイテムが入っているかを判断する機能が備わっています。
出力する動力の長さは接続するアイテムに入るアイテムの比率で判断されますが、ホッパーの場合、アイテムが22個以下だとエネルギー1が、23個以上になると2のエネルギーが発せられるので、この22個というのが自動仕分け機を作る上で1つ重要な要素となります。
普通の仕分け機が何故壊れるのか
どんな仕分け機でも基本的には上記のホッパーとレッドストーン比較装置の性質を利用する事に違いはありませんが、壊れる装置と壊れない装置があります。
これは仕分けるアイテムがいっぱいになってしまった時、つまりオーバーフローを起こしてしまった時の対応策をしていないと壊れてしまうのです。
オーバーフローを起こすとレッドストーン比較装置が必要以上に動力を発生させてしまい、オーバーフローを起こした隣のホッパーまで動作、結果として自動仕分け機が壊れてしまうという結果に繋がります。
つまり壊れない自動仕分け機はこのオーバーフローした際にも対処できる状態にした物の事を指します。
壊れない自動仕分け機に必要な素材
今回は2つの仕分け機を組み合わせる形の機構なので2つの仕分け機で1セットとして1セット分に必要な素材を記載しておきます
1セットで仕分ける事ができるアイテムは2つなので仕分けたいアイテムの数に合わせて準備する素材の量を調整してください
- チェスト 4個
- ホッパー 4個
- レッドストーン反復装置 3個
- レッドストーン比較装置 2個
- レッドストーンパウダー 5個
- レッドストーントーチ 2個
- 建材ブロック(ハーフブロック含む
また仕分けたいアイテムを指定する際に必要になるのが以下のアイテムです。
- 仕分けたいアイテム最低18個
- 適当な名前を付けたアイテム4つ
アイテムの名前を変更する必要があるので金床も必要になりますね
壊れない自動仕分け機を作る時に欲しい装置・優先順位
壊れない自動仕分け機は少量作るだけであればそこまで必要な素材は多くない為、必要な装置はありません。
しかし機能的に使おうと考えた場合、数を作る必要がある事から結果的に相当数の素材が必要になります。
特にホッパー、チェストを大量に使う事になるのでその材料となる鉄や木材を生み出しやすくするアイアンゴーレムトラップやツリーファームがあるとよりスムーズに作る事ができます。
優先順位
実用的に活用しようと思うとどうしても大量に素材が必要になるのが壊れない自動仕分け機です。単純に作る上ではそこまで難しくありませんが素材集めの段階で苦労する事が多いので制作難度は4とします。
完成すれば以降のアイテム整理の時間を大幅に短縮できるので例え少量ずつでも作っていくのをおすすめします。優先順位は当然5です。
装置自体が効率よくアイテムを仕分ける為の装置である事に加え、正しく作れば壊れる事もないため修理の手間も少ないのです。効率は5です。
絶対に作るべきだけどその分難しい!って感じだな
まさにそのとおりですね
壊れない自動仕分け機の作り方
壊れない自動仕分け機を作るポイントは2種類の仕分け機を交互に組む事にあります
また今回は組み上げた機構の注目すべきポイントを紹介する形で紹介します
アイテム判別部分
まずは仕分け機の核となるアイテムを判別させる部分について紹介しておきます。
仕分け機においてアイテムの判断はホッパーの中で行っています。
ホッパーの中にそれぞれ1番左に仕分けたいアイテムを18個、残りの4箇所に適当な名前を付けたアイテムを1つずつ入れておきます。
ホッパーの性質として左に入っているアイテムから順に処理するので、こうする事で必ず左側に入れて仕分けたいアイテムから接続された先に流そうとします。
残りの4箇所の適当に名前をつけたアイテムですがこれは必ずマイクラのアイテムの名前として存在名前にしてください。
これは仕分けたいアイテム以外のアイテムが入り込んでしまう事を防ぐ為で、画像で言えば、この状態で名前を付けずに仕分け機を利用すると石レンガと土がホッパーに入ってきてしまいます。
仕分けたいアイテムは石レンガなので、土がホッパーに入ってしまえば誤作動を起こします。
土が入らないようにするには土のアイテム名が土でなければいいのです。マイクラでは同じアイテムであっても名前が異なれば別のアイテムとして判別されるので、名前をつける事で不要なアイテムの混入を防ぐ事ができます。
1種類目の機構
まず全体像としてはこのような機構になっています
仕分け機が動作する流れを追っていきます。
まず上記で記載したアイテムを判別しているのが2つ重ねてあるホッパーの上の部分です。
このホッパーの中身をレッドストーン比較装置で判断。通常時は1の動力を出しています。
この1の動力はレッドストーン比較装置の正面に置かれたブロックにそのまま1の動力として伝えます。
1の動力を受けたブロックは下方向に動力を出しているので真下に置かれたレッドストーンパウダーは反応しますが、そこから接続された画像左のパウダーには動力が伝わりません。
ここで動力が切れているので、レッドストーン反復装置が動作せず、レッドストーントーチの動力をオンにしています。
レッドストーントーチの動力が伝わる事で本来アイテムを受け取る下側のホッパーが動作を停止、アイテムをせき止めています。
この状態でアイテムを仕分けている上のホッパーにアイテムが1つでも追加されると、1しかでていなかったレッドストーン比較装置の動力が2に増えてブロックとレッドストーンを経由してレッドストーン反復装置に伝わります。
するとレッドストーントーチの動力がオフとなり、下のホッパーを停止させる物がなくなり、アイテムを受け取り流す本来のホッパーを動きを開始、上のホッパーからアイテムを受け取りチェストに流すようになります。
下のホッパーが動作を開始すると上のホッパーのアイテムを1個受け取るので再び上のホッパーのアイテムは22個になりレッドストーン比較装置の出す動力が1に戻り、下のホッパーが停止、アイテムが流れなくなります。
なんか色々細かい事やってるんだな
自動仕分け機はそれだけレッドストーン回路やホッパーの性質を利用した装置という事ですね
建材ブロックを設置する注意点として、レッドストーン比較装置の真下のブロックは必ずハーフブロックにする必要があります。
フルブロックだと、隣に流れるレッドストーンの動力を受け取ってしまい、ホッパーの動きを停止させるもう1つの要素になってしまう為です。
2種類目の機構
2種類目の機構は1種類目の機構の応用です
こちらもまずは全体像をご確認ください
動作の流れ自体は1種類目の機構と同様です。
このような形になっている理由を説明するには1種類目の機構と並べてみる必要があります。
注目する点としてはレッドストーンパウダーの位置です。
いずれの箇所でもレッドストーンパウダーが干渉する事なく独立しています。
こうすることでオーバーフローした際に隣の装置に干渉しなくなり横並びに作れる機構でありながらそれぞれが独立して動作する機構にする事ができます。
それぞれが独立している事、それがオーバーフロー対策になっていて壊れない自動仕分け機になっているんですね
後は1種類目と2種類目を交互に必要数作っていく形になります
共通部分
アイテムの仕分け部分が完成すれば後はアイテムを仕分け機に流すシステムを構築する必要があります。
アイテムの流し方はホッパー式と水流式などがありますが、資材に余裕があるのであれば、延長もしやすいホッパー式にするのがおすすめです。
2つ重ねていたホッパーの更に上に連結させたホッパーを設置させそこにアイテムを流すようにします。ホッパーは連結先があったとしても、下方向にホッパーがあれば下方向に吸われる性質があるのでこうする事で、仕分けたいアイテムだけは下方向に進み、それ以外のアイテムは連結に従って流れるようになります。
また仕分け機を地面からそのまま作った場合、アイテム投入口が高い位置になってしまうので不都合であれば、仕分け機自体を埋込式で作る、もしくは、アイテムエレベーターなどを用いてアイテムを押し上げる方法がおすすめです。
最後に仕分け機にはアイテムの終着点を作っておきましょう。
こうする事で、仕分け機にアイテムを流す際に仕分けていないアイテムを一緒に流しても行き着く先が生まれるので、そのアイテムが仕分けられているかどうかを気にする事なくアイテムを流す事ができるようになります。
チェスト延長の際の注意点
今回紹介した仕分け機ではチェストはラージチェスト1つしか繋げていませんが、ホッパーとチェストを用いれば延長する事も可能です。
ただし画像の位置にホッパーを設置してしまうとアイテムをせき止める為のレッドストーントーチの動力が伝わってしまいこのホッパーも動作を停止させてしまいます。
この位置にはホッパーを使わずに延長するようにしましょう。
壊れない自動仕分け機まとめ
以上が壊れない自動仕分け機の作り方です
あれだな、1セット作る分にはそこまでだけど、しっかり使おうと思ったら結構な量の資材があるな
そうですね。1つの仕分け機で仕分けられるのは1つのアイテムだけなので、どうしても数は多くなります
全てのアイテムを仕分けるのは途方もない作業なのでその機構で手に入れられるアイテムだけを仕分けたりといった使い方が一般的でしょうか
コメント
アイテムの名前の変え方を教えて欲しいです
横から失礼します。
アイテムに「名付け」を行うためには、『金床』(かなどこ)が必要です。
作成には大量の鉄が必要で、名付け自体に経験値を消費しますので
「名付け」自体の難易度もまあまあ高めです。
「絶対に壊れない」ではなくなってしまいますが、
通常アイテムでも代用することが出来ます。
その場合には、仕分け機周辺に存在しない
混入する可能性の少ないアイテムを使用することで、
故障の危険を減らすことが出来ます。
私の場合、『カーペット』をよく使います。
羊毛は羊が死亡した場合に、自然発生する事がありますが
カーペットは自分でクラフトするか、村の中ぐらいにしかまず存在しません。
入手の容易な羊毛から簡単に作ることが出来、
羊を染色することで色違いが作れ、管理や整理もわかりやすいのでおすすめです。
周辺の建築で使っていても、仕分け機には色違いを使えば安全です。
全部で10色以上有りますから、全色使っていると言うことはまず無いでしょう。