植林場も良いんだけどどうしても成長を待つ時間があるのが難点だなぁ
他の事をやって時間を潰してはダメなんですか?
それでも良いんだけど木材が1度に大量にほしい時ってあるだろ?
それならやはりツリーファームを作る事になるでしょうか?骨粉を使って成長させるのでスピードは速いと思いますよ?
よし、んじゃ今回はそれを作ってみるか
では今回は比較的シンプルなツリーファームの作り方を紹介します
シンプルなツリーファームに必要な素材
建材ブロック | 適量 |
レバー | 1個 |
レッドストーン | 8個 |
レッドストーンコンパレーター | 1個 |
レッドストーンのたいまつ | 1個 |
ピストン | 4個 |
発射装置 | 1個 |
オブザーバー | 1個 |
トラップドア | 2個 |
オブザーバーがいるって事はネザーには行く必要があるな
そうですね、素材的にも少しワールドを発展させた後に作る事になる機構ではないかなと思います
シンプルなツリーファームを作る時に欲しい装置・優先順位
今回紹介する物を含めてツリーファームは骨粉で苗木を成長させる事をキモとしている装置です。
それも苗木は骨粉を1つかけただけでは成長せず、ある程度の量の骨粉を使用する事になります。
製作時にも動作確認をする場合にある程度の量の骨粉が必要になるので骨粉を量産するような装置は必要です。
コンポスターを用いた変換器を用いる、もしくは骨粉は骨から製作できるのでスポナーを使用したスケルトントラップや天空トラップタワーなどを用いてスケルトンをいつでも骨粉を量産できる体制を整える必要があります。
制作の目安
今回の装置はツリーファームの中でも比較的シンプルな構造をしています。素材もそこまで多くなく、唯一建材ブロックがある程度必要な程度なので製作難度は5としました。
今回の装置の優先度は上記でも紹介したように骨粉の量産体制が整えられるかどうかで大きく変わってきます。骨粉の量産が整えば安定して運用できるので優先度は高くなりますが、できなけば作る意味が薄くなってしまいます。ワールドの状況によって大きく優先度が変わるので今回は中間を取って3としています。
今回紹介するツリーファームは作りやすさを優先している為、使用できる木材は樫の木だけである点、苗木は回収不可であるなどデメリットもいくつか抱えています。その為効率は3としました。
シンプルなツリーファームの作り方
今回のツリーファームは大きく分けると「骨粉を打ち出し続ける機構」と「成長した原木を移動させる機構」の2つの機構の組み合わせによって成立しています。
骨粉打ち出し機構部分
先に骨粉を打ち出し続ける機構を作ります。
発射装置を連続で動作させるだけなので方法は色々ありますが、今回は装置の見た目と使いやすいさを優先して、後から作る事になる原木移動機構の下に埋め込む形で製作してみます。
まず発射装置を設置して基準となる位置を決めます。
発射装置を基準にして画像のような形に高さ1ブロック分の穴を掘っておきます。
画像の位置にレッドストーンコンパレーターを設置し、レッドストーンコンパレーターの進路に建材ブロックを設置しておきます。
この時レッドストーンコンパレーターは1度クリックして減算モードにしておくんだぞ
建材ブロックから伸びる形にレッドストーンのたいまつを設置します。
穴を掘った残りのスペースにレッドストーンを敷き詰めます。
レッドストーンコンパレーターの後ろのレッドストーンの上に建材ブロックを設置、建材ブロックにレバーを取り付けます。
これでレバーをオンにすると発射装置が連続でアイテムを打ち出す機構が完成です
原木移動機構部分
ここからは成長した原木を移動させる機構を作っていきます。
発射装置と交差するようにピストンを4個縦に並べて設置します。
ピストンの上に原木の成長を感知するオブザーバーを設置します。
感知面(顔っぽい方)をピストンが動作する方向に向けて設置するのでピストンの裏側から設置する事になります
画像のような形で建材ブロックを設置し、建材ブロックを通路にしたレッドストーンを設置します。
これでオブザーバーが原木の成長を感知すると全てのピストンを動かす機構が完成です。
成長阻害排除
完成って事はこれで使えるんか?
少し待ってください。確かに機構としてはこれで完成しているんですがツリーファームの場合、もう1つやる事があります
完成したのにやる事があるのか?
これはマイクラの苗木の性質の話になるんですが、マイクラの苗木は苗木から見て特定の苗木の成長と共に生成される葉っぱがあると成長しない或いは成長が著しく遅くなる場合があるんです。この性質は骨粉を使って成長させる場合も同様です
また同様に葉っぱが自動生成される関係で装置の動きが阻害されてしまう場合も確認されています
ならどうすれば良いんだ?
葉っぱが成長する可能性のある位置に事前にブロックを設置する事で葉っぱの生成を防ぐ事ができるので今回はその処置を行います
なんか力技だな
本来この成長阻害させない為のブロックの設置は、苗木を植える位置を中心に5×5ブロックの範囲です。
この時、ピストンが伸びる方向の4ブロック分は成長して移動した原木がその役割を果たしてくれるので設置しません。
同じ理由でプレイヤーが苗木を植えるのに入る為に発射装置の正面高さ2ブロック分も開けておきます。
高さは苗木を植える高さから6ブロック分(オブザーバーの高さからさらにもう1つブロックを積む形)です。
後は樫の木の成長の高さ制限をする為、成長阻害ブロックの上にトラップドアを設置します。
設置する時は一旦四方のどこかにブロックを設置してそのブロックに接続する形でトラップを設置しましょう
また通り道の為とはいえ、プレイヤーの立ち位置に葉っぱが生成されても困るのでプレイヤーの立ち位置の天井にもトラップドアを設置しておきます。
こうすると1ブロック分の空きはないから葉っぱは生成されないがプレイヤーは入る事ができるって感じになるぞ
見た目が気になるなら
成長阻害ブロックとしては上記の形で完成ですが、このままだと発射装置を連射する為の機構が1ブロック分むき出しになります。気になる人はここも建材ブロックで埋めてしまいましょう。
シンプルなツリーファームの使い方と注意点
今回作ったツリーファームを使用する際はまずレバーをオンにして、骨粉を打ち出す状態にします。
その状態で発射装置の前に苗木を植えると発射装置から骨粉が打ち出され苗木が成長するという流れです。
成長した樫の木はオブザーバーが検知してピストンが押し出すので再び苗木を植える事ができるようになります。
またピストンで原木を押すという性質上、13ブロック分しか押す事が出来ないので13ブロック分の原木がたまるとピストンが動作しなくなります。
ここまで貯まったら1度装置を止め、原木を斧で回収した後、再度動作させる事になります。
この性質から1度に回収できる原木は高さ4ブロック×13ブロック分の合計52個になります
あくまでも成長させる部分を自動でやってくれる機構って事だな
また今回の機構は苗木の成長を妨げない為、できる限り葉っぱが生えない状態で成長させる形になっています。
その為、苗木の回収は難しく単独での運用は難しいです。
植林場などと併設する事で、緊急時にはツリーファーム、余裕のある時は植林場などと使い分けて苗木もある程度確保する必要があります。
シンプルなツリーファームまとめ
そんなわけで今回はシンプルに作れるツリーファームを紹介してみました
骨粉や苗木の準備とか色々と制約はあるけど、上手く使えば便利な機構って感じだな
ツリーファームはどうしても制限が多い物が多いので今回は徹底的にシンプルにしてみました
割り切って考えるってのも大事だよな
ワールドの環境にもよると思いますがハマる人にはしっかりハマる機構なので上手く判断して製作してほしい機構ですね