マイクラに存在するカマド機構の中でも禁断の機構であるのが無限カマドと言われる機構です
マイクラの世界はその手の仕様変更で使えなくなるかもしれない機構で溢れているわね
それでも1度作れば以降のマイクラ生活がぐっと楽になるのは間違いありません
そんなわけで今回は無限カマドの作り方を紹介していきます
無限カマドとは?
マイクラにおいてカマドはアイテムを精錬して別のアイテムに変化させる作業台と同じくらい重要な物ですが、アイテムを精錬するには必ず燃料となるアイテムがセットで必要になります。
この燃料となるアイテムに何を使うかという問題はマイクラの世界で長く議論が行われている所です。
1つで燃焼効率の高いマグマを使う例、トラップを作る事で量産しやすいブレイズロッドを使う例、はたまたツリーファームなどを作ればこちらも量産しやすい木炭を使う例など実に色々な方法が考案されてきました。
どんな機構においても言えるのは、どこかのタイミングでは必ず何かしらの操作が必要になる事で、無限に燃料を供給するような機構はありませんでした。
そんな中で発見されたカーペットが無限に増えるバグをカマド機構に組み込み無限に燃料を供給するカマドにしたのが無限カマドです。
PS4版無限カーペット機構を難しくしている理由
無限カマド機構は言ってしまえば、無限カーペット機構の上に成り立っている機構です。
この無限カーペット機構はバグ技なのでいつか使えなくなる可能性がある為、無限カーペット機構が使えなくなるような事があればこの先使えなくなってしまう可能性があるのです。
この無限カーペット機構ですがJava版で最初に発見されたもののPS4版では再現が出来ませんでした。
というのもJava版で発見された無限カーペット機構で使われているオブザーバーがJava版とPS4版で仕様が違う為です。
Java版ではオブザーバーを向かい合わせる事でクロック回路を作る事が出来ますがこれはPS4版では出来ないようになっています。
理由としては単純に高速で動き続けるクロック回路がPS4に支障を生む可能性があるからだと思われますが、結果としてPS4版マイクラではJava版そのままに無限カーペット機構を作る事が出来なかったのです。
Java版ならオブザーバーを向かい合わせて設置するだけで終わる工程にわざわざクロック回路を組む必要がある点がPS4版で無限カーペット機構が使いにくいと言われる所以になっています。
加えるならただクロック回路を組むだけだとこの無限カーペットは再現が出来ません。元々無限カーペットはバグ技なので、特定のタイミングでなければカーペットが増える事がないのです。
無限カマドを作るのに必要な素材
一番シンプルな無限カマドを作る上で必要になるのが以下の素材です。
チェスト1個
ホッパー3個
スライムブロック4つ
カーペット1個
線路1個
オブザーバー1個
レッドストーンコンパレーター1個
レッドストーンリピーター1個
レッドストーントーチ2個
レッドストーンパウダー10個
粘着ピストン2個
黒曜石12個
建材ブロッック
無限カマドを作るのに欲しい設備・優先順位
無限カマド機構はそれぞれに必要な素材量は多くない為、それぞれに素材を集めるだけでも作ることが出来ます。
比較的量が必要になるのがスライムブロックを作る為のスライムボールとホッパーを作る鉄なのでスライムトラップやアイアンゴーレムトラップがあるとより効率的に制作する事が可能です。
とは言っても総量が多いわけではないのでそれぞれに湿地帯で集めたり、洞窟探検などで集める事も難しくないといえます。
制作の優先順位
それぞれの素材を集めるのは難しくはないもののバリエーションが多く、色々な事をして集める必要があるので制作難度は2とします。
素材の種類が多いという事はその他の機構で使う素材とバッティングしやすいという事だとも言えます。
しかしカマドという使用頻度の高い機構である事を考えると優先順位は高い為4とします。
単純な燃焼効率だけであれば以前に紹介した16連カマドの方が高いです。やはり1度に設置するカマドの数が増えるだけ燃焼効率は高くなります。
無限カマドのポイントは燃焼効率ではなく、燃料供給の手間を無くすという所にあります。そういう意味で効率は3とします。
無限カマドの作り方
一番シンプルな無限カマド
まずは多くのカマド機構でそうであるようにチェストに接続したホッパー、その上にカマドを設置します。
さらに横方向から燃料投下用のホッパーを接続しますが、この時2つのホッパーを接続するようにしてください。
ホッパーの上にL字型にスライムブロックを設置します。
L字の短い部分に線路、さらにその上に何色でも良いのでカーペットを設置します。
この時設置するカーペットが増殖するカーペットです
スライムブロックの後ろに1マス隙間を開けて粘着ピストンさらにその後ろにオブザーバーを設置します。
オブザーバーの後ろにこのような回路を組んでクロック回路を作ります。ポイントとなるのがリピーターを1遅延にしている事です。増殖自体は遅延させなくても問題なく行いますが回路が早すぎて焼ききれてしまうので必ず1遅延を挟むようにしてください。
単純な無限カーペットの増殖としてはこの回路を動かした時点で動作を初めます
ただこのままでは文字通り無限に増え続けてしまうのと増えたカーペットが四方に飛び散ってしまうのでその対策を入れていきます。
まずはホッパーに入っているカーペットを感知して無限カーペット機構を自動で停止させる機構を組み込んでいきます。
機構自体は単純でホッパーの中身を感知するレッドストーンコンパレーターを設置。その動力をレッドストーントーチを通して粘着ピストンに伝えています。
重要なのはここで使うブロックはスライムブロックに接触する事になるので必ず「不動ブロック」にする必要があるという事です。黒曜石などスライムブロックで引っ張る事が出来ないブロックを利用しなければ機構が壊れてしまいます。
画像ではまだホッパーにアイテムが入っていないのでレッドストーンコンパレーターから動力が出ず粘着ピストンにレッドストーントーチ自身の動力が伝わって伸びた状態になっていますが、これがレッドストーンコンパレーターが真後ろのホッパーにアイテムがある事を感知すると粘着ピストンがOFFになります。するとオブザーバーを引っ張りクロック回路の動力が伝わるを防ぐ事が出来るのです。
これで停止回路自体は組み込めました。
後は増殖したカーペットがホッパーにしっかり収まるように壁を作っていきます。
停止機構の時と同じようにスライムブロックが触れる部分には不動ブロックを利用していきます。
最低でも画像の箇所に関しては不動ブロックを使うようにしましょう。
残りのスライムブロックが触れない部分に関しては防げてさえいればどんなブロックでも問題ありません。
これで無限カマド機構の完成です
拡張可能な無限カマド
この状態でも使う事が出来る無限カマド機構ですがこのままではカマド1個に対し大掛かりな装置を作る事になってしまいます。
どれだけ燃料が無限になってもカマド1つしか使えないのであればあまり効率が良いとは言えないです。
しかしこの無限カマド機構は1つの機構で最大3個のカマドを設置する事ができます。
拡張方法ですがいじるのは壁を作った部分と停止機構の部分です。
ちなみにここから先の説明は1方のみ行いますが反対側も全く同じように作ることで拡張が可能です。
まずは先程作った無限カマドと同じようにホッパーの上にカマド、その後ろに2つのホッパーを設置します。
この時、カマドの下にあるホッパーは中央のホッパーに繋がるようにしておけばそれぞれの位置にチェストを設置する必要はないです。
最初に作った部分から変わるのが停止機構。まず最初にこの部分はいずれもスライムブロックには触れない為不動ブロックである必要性がないです。
違うのは最終的に粘着ピストンに動力を伝える為にレッドストーントーチの先にブロックを置き、その上にレッドストーンパウダーを置いておく必要があるという事!
このレッドストーンパウダーは忘れやすいので注意が必要です
機構としての変更点はそれだけです。
後は壁を拡張してそれぞれのホッパーにカーペットが入るようにすれば完成です。
無限カーペット機構の増殖にはかなりの勢いがあることと増殖したカーペット同士の接触などもあってバラけてホッパーに吸い込まれてくれます。
不規則にバラけるだけで、完璧に同数で分かれるわけではないです
無限カマドをサバイバル環境下でより使いやすくする工夫
無限カマドはそのままでも燃料を逐次追加する必要がないので使いやすい機構ですがよりサバイバルで使いやすいようにする為の工夫を紹介します。
無限カマドは上記のように合計で3つのカマドを接続するように作る事が出来ますが同時に無限カマド機構自体は隣り合わせて作ってもそれぞれの機構が干渉しないようになっているので真横に同じように作る事が可能です。
そこにホッパートロッコとチェストの特性などを組み合わせて考えられたのがこの6連の無限カマドです。
ホッパートロッコはチェストの下を通過している間に合計6個のアイテムを吸収する事ができるので往復でちょうど均等にアイテムを振り分ける事が出来るという機構になっています。
無限カマド機構を作るならこの形にしておくと非常に効率的に使う事が出来ると言える機構です。
ちなみに後ろの無限カーペット機構に関しては完全に同じ物を隣り合わせに2つ作る事になりますが、一番うしろのクロック回路の部分だけは共有する事が可能です。
無限カマドまとめ
無限カマド機構は数多くあるカマド機構の中でも燃料の補給が一切必要ないという驚異的なカマド機構です
グ技を利用しているのでいつか使えなくなる可能性は十分にありますがそれまでの間だけでも十分に使う価値のある機構だと言えます
どこまで作るかは人それぞれだと思いますが作れるようになったらまず作ってみる事をおすすめします
コメント
カーペットは1度に4つ増殖できますよ
機構が違いますが……
違う機構のほうが低コストで済みます
*ネザーに行かなくて済む(オブザーバー使わないので)